ふれあい散策会

2017年8月30日 12時48分24秒 (Wed)

 平成29年度の「ふれあい散策会」が終わりました。
 湧別町社協では毎年、地域福祉活動の一環として「町内在住の70歳以上のひとり暮らしの方」を対象に、お出掛けの機会と交流の場を提供し、元気に楽しく過ごしていただくのが狙いです。毎年日帰りバス旅行を企画しており、今年は網走市を訪れました。
 オホーツク流氷館を見学し、バイキングレストランで昼食を。午後は道の駅・流氷街道網走を訪れ、食後のひとときやお買い物で楽しみました。
 今年度は、8月21日、22日、23日、24日、28日の計5日間、町内を5つの地域に分けて実施し、合計115名が参加いたしました。8月現在、湧別町には対象となる方が545名おり、全体の約21%の方が参加したことになります。割合をみると参加者が少ないように見えますが、昨年の参加数と比べると3割増えました。この事業がだんだんと浸透してきていると思います。それと同時に、今年はじめて参加したという方が多く、昨年までの様子が「クチコミ」で広まったようにも感じています。

 高齢の方は、自宅ではお元気に生活されていても、歩行や排せつの不安から外出を控える人が多く、それを理由に散策会への参加を見送る方も少なくありません。そういった不安を口にしていた方が数名、参加されていましたが「楽しかったから、またよろしくね」とお話しされました。大勢でバスに乗ってお出掛けをし、地域の顔見知りの方といろいろと会話されて、とても楽しかった様子。けっして「皆さんに迷惑をかける」とおっしゃるほどの状態ではありません。歩みはゆっくりでも、周囲に迷惑なんてかけていません。最後にバスから降りる時、笑顔でお辞儀をしている姿がとても印象的で、本当に楽しかったのだろうと感じました。また来年、元気に参加してほしいと思います。

 町内には30の自治会があり、46名の方が湧別町社協が委嘱する福祉委員として活動しています。この方々が、今回の散策会の対象者のお宅をそれぞれ訪問し、案内と参加の取りまとめの業務を担いました。それと同時に、不安なことや困りごとを聞いたり、日常生活の様子に変化がないかを見る事も大切な仕事のひとつです。社協だけでは困難な細部にわたる地域の見守りに努めていただき、ここで得た情報をもとに、地域の福祉課題を見出すことが大切だと考えています。この散策会には、福祉委員や社協の役職員も同行しており、この日の「ふれあい」からも、多くの福祉課題が発見できました。

 参加者された方からは多くの喜びの声が聞こえ、この事業の目的と成果を実感しています。
 行事名にあるように「ふれあい」が健康に明るく過ごすためにはとても重要なことです。

 ふだんのくらしがしあわせであるように。

 この「ふれあい散策会」は、湧別町社協が担うべき地域福祉の充実のひとつの形です。
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